「リデンタウォータープラスで歯石が取れた」という口コミがあるけど、愛犬の歯石で長年苦しめられた来た私から言わせてもらうと…
そんなに簡単なものじゃない…と疑ってしまう。
もし「リデンタで歯石が取れた」というなら
歯石の付き方が軽度だった
もしくは
スケーラーのような道具を使って歯石を取った時に取れやすかった
のどちらかでしょう。
その理由について詳しく説明していきますね。
リデンタで”歯石が取れる”は大げさな表現と思う理由
「歯石除去手術をする前にお試しください」というキャッチフレーズでリデンタはオーラルケア商品が3つあります。
「歯磨きが苦手なわんちゃんに」とのことですが
これを使っただけで「歯石が取れる」のは現実的ではないでしょう。
というのも、
成分がハーブオイル、ユッカ抽出物では
歯石が取れるとは考えられないからです。
ただ ”歯石が取れやすくなる”ってことなら理解できます。
でも「歯石が取れる」という口コミや表現があったら
それは使い続けた結果と判断してください。
あまりにもひどく歯石がこびり付いて変色して石化しているようなら、スケーラーのような道具を使っていかないとポロっと取れるのは難しいし、
実際、体験しています。
理想としては、リデンタを使いながらスケーラーで歯石を取っていく。
もしくは
無麻酔歯石取りしてくれる動物病院を探して施術してもらうこと。
小さな体に麻酔をして歯石取りをするのは負担が大きいのでオススメしません。
ですが、麻酔して歯石取りしないとどうしようもないくらい悪化しているようならやった方がいいです。
なぜここまで私が「歯」について慎重なのか…
実体験からお話している記事がありますので、「歯」の重要性を知っていただけたらと思います。
コチラ⇒「犬を飼って後悔したこと…子犬の頃から知ってたら」
【リデンタの効果】成分から分かること
リデンタには3つのデンタルケアできる商品があります。
- リデンタウォータープラス
- リデンタ歯石ケアスプレー
- リデンタ 歯石ケアジェル
それぞれ配合成分が違うのでそれぞれ説明していきます。
リデンタウォータープラス
水に混ぜる液体タイプの歯磨き。
飲み水などに数滴たらして使うものです。
これなら歯磨きをさせてくれないわんちゃんも歯石や歯垢の口内ケアが簡単にできますね。
では、成分を見て効果についてお話していきましょう。
主な原材料を調べたら
- 精製水
- ユッカシジゲラエキス
- ハーブ
- 安息香酸ナトリウム
以上の点を含めて考えても歯石が取れると直結しないため、何らかの化学反応で歯石が取れやすくなる可能性はあるのだと考えられます。
ただ、成分をきちんと明記されていないため
心配性の私は疑いの目で見てしまいます。
ハーブと書かず、ハーブの種類を書かないと効能が分からないため判断のしようがないというのが正直な感想です。
ユッカシジゲラエキスは高い抗菌作用があるので、口内を清潔に保つための成分だと考えられます。
いつも飲んでいるお水にリデンタウォータープラスを入れて、歯垢がつかないように予防をしてあげる。
リデンタウォータープラスを使うことで歯石が取れやすい状態になる可能性があるので、ついている歯石はスケーラーのような道具を使って取り除いてあげる。
結果、新しく歯垢・歯石がつきづらくなり、清潔な口内を保つことができる。
なぜ私がここまで愛犬の「歯」について細かいかというと、実体験からくる後悔からです。
詳しくはコチラ⇒犬を飼って後悔したこと…子犬の頃から知ってたら
リデンタ歯石ケアスプレー
1日に2回、お口にシュッと吹きかけるだけの簡単ケアで、口臭・歯石・歯垢を予防してくれるスプレータイプのもの。
では、成分を見て効果についてお話していきましょう。
主な原材料を調べたら
- 精留水
- プロポリス抽出物
- ユッカシジゲラ抽出物
- グレインアルコール(穀物由来)
- グレープフルーツ種子エキス
- ブドウ種子エキス(種子含有酵素)
- ハーブオイル(ペパーミント・タイム・ニーム)
以上の点から、強力な抗酸化作用があり口臭・歯石・歯垢を予防してくれると考えられます。
ただし、このスプレーを使ったからと言って歯にこびりついた歯石がポロっと取れることは考えづらいため、いまついているついている歯石はスケーラーのような道具を使って丁寧に取っていく必要があるでしょう。
わんこの多くはスプレーを嫌う傾向にあります。
シュッと吹きかけられることに慣れてないと嫌がる子も多いのです。
よって、抵抗なく使えるわんちゃんは限られてくると思われます。
リデンタ 歯石ケアジェル
では、成分を見て効果についてお話していきましょう。
主な原材料を調べたら
- 精留水
- グレインアルコール
- サーモンオイル
- キサンタンガム
- グレープフルーツ種子エキス
- ブドウ種子エキス
- ハーブオイル(ペパーミント、タイム、ニーム)
以上の点から、「リデンタ歯石ケアスプレー」とほぼ同じ成分で強力な抗酸化作用があり口臭・歯石・歯垢を予防してくれると考えられます。
成分から分かる効果についても「リデンタ歯石ケアスプレー」と同じで、このジェルを使ったからと言って歯にこびりついた歯石がポロっと取れることは考えづらいです。
スプレータイプより多くのわんこに使いやすいのですが、そもそも口の中を触らせてくれないわんちゃんだと塗布が難しい。
リデンタの副作用は大丈夫?安全性について
リデンタには3種類ありましたよね。
- リデンタウォータープラス
- リデンタ歯石ケアスプレー
- リデンタ 歯石ケアジェル
3種類に含まれる全ての成分を書き出してみました。
- 精留水
- プロポリス抽出物
- ユッカシジゲラ抽出物
- グレインアルコール(穀物由来)
- グレープフルーツ種子エキス
- ブドウ種子エキス(種子含有酵素)
- ハーブオイル(ペパーミント・タイム・ニーム)
- 安息香酸ナトリウム
- サーモンオイル
- キサンタンガム
全て見ても自然由来のものばかりを使用されているので、副作用の心配は少ないと考えられます。
どんなに自然由来のものを使っていて人工的なものが含まれていないとしても、わんちゃんによっては何らかの反応を起こす可能性はあります。
人間と同じで、その子その子で体質は違うので可能性はゼロではないので使い始めはじっくり観察してあげてください。
リデンタは併用がポイント!
- リデンタウォータープラス
- リデンタ歯石ケアスプレー
- リデンタ 歯石ケアジェル
3種類とも全て単独で使うんじゃなくて併用したほうがより効果が表れやすいです。
わんちゃんの性格にもよりますが、
★スプレーを怖がらないなら次の組み合わせがベター
- リデンタウォータープラス
- リデンタ歯石ケアスプレー
★ 歯や歯茎を触らせてくれるなら次の組み合わせがベター
- リデンタウォータープラス
- リデンタ 歯石ケアジェル
あれ?「リデンタウォータープラス」はマストなの?ってお気づきだと思います。
理想的な事を言えば”イエス”です。
お水は何度も飲みますので、その時に歯石・歯垢・口臭予防出来ればかなり楽ですからね。
また、頑固な歯石がついてて変色しているようなら
プラスしてスケーラーのような道具を使って歯石を一つずつ丁寧に削ぎ落してあげると口臭も全く気にならなくなります。
スケーラーはわんちゃんの歯に直接触ることになるので、信頼関係が出来ていないと難しいです。
恥ずかしながら私も出来なかったので、多くの方が経験していることと思います。
ベストなのは愛犬に歯垢、歯石をつけさせない生活をさせてあげること。
手を抜かず歯磨きを含め口内ケアをこまめにやってあげることが重要です。
飼い主さんが諦めたら、あなたの大切なわんちゃんは歯石がついたまま年齢を重ねて歯周病になり歯を失っていくことになりますから。
お気を付けください。
なぜ私がこんなに「歯」のことに詳しいのかというと、愛犬に辛い思いをさせた過去があるからです。
飼い主様には「歯」の重要性を知っていただけたらと思います。
コチラ⇒「犬を飼って後悔したこと…子犬の頃から知ってたら」
愛犬の口内ケアはもっと簡単に出来る!
リデンタという商品は優れていますが、より短期間で実感したいなら
- リベチン含有卵黄粉末で汚れをしっかり吸着
- カテキンで臭いの元を洗浄
- ナタマメ種子エキスで汚れにアプローチ
- シソエキスで抗菌作用
- プラセンタエキスで汚れから守るバリア機能
などの成分配合されていてお口のトラブルをトータルケアできる「ドクターデンタルワン」という商品もあるのでおすすめです。
歯磨きブラシを使ってケアすることになるので、お口の中を触らせてくれない愛犬ちゃんは難しいかも。
お口の中を触らせてくれない愛犬の口内ケア
歯磨きに慣れてないと、お口の中を触らせてくれない愛犬は多いです。
決して珍しいことではありません。
お口を触られるのを嫌がる子は多いから不安にならないでくださいね。
そこで、最近発見したのは、ガムと歯磨き用ジェルがセットになったものです。
ガム好きなわんちゃんは多いので、付属されている歯磨き専用のガムにジェルを塗って噛んでもらう。
ガムを噛みながら口内ケア出来ているという商品です。
こんな使い方する商品♪
『ドクターワンデル+カンデル』
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これなら、愛犬も抵抗なく口内ケアをさせてくれるはずです。
\獣医師監修のペット用歯周ケアジェル/
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